61万3000円で落札されました
先日ヤフオクで英語の参考書が61万3000円と言うとんでもない価格で落札されました。ヤフオクでは以前にもボロボロの受験参考書が高額で落札されたことがあり(金額は忘れましたが)、それは有名大学に合格した人が使用した参考書で、赤ペンなどで沢山の書き込みがあり、受験する人にはとても参考になるという理由から高額になりました。さて、今回の参考書にはどんな秘密があったのでしょうか?
実はこの「新英文解釈体系」と言う参考書は約50年前に発行されたもので、著者は「伊藤和夫」と言う英語関係者の間では伝説的な存在になっている英語講師なんだそうだ。恐らくあとにも先にもこれほどまでに高額な英語の参考書は無いと思われます。
これと同じ参考書が2年前にもヤフオクに出品されていたようなのですが、その時は13万3000円の値段がついたそうだ。そして今回のオークションの入札状況が以下の通りとなっていました。
10万円以上で入札している人が8人も居ますね。めったにオークションには出てこない参考書なのでこの入札者たちはアラートを使用し、「新英文解釈体系」のキーワードが含まれる商品が出品されたらメールで分かるようにしていたと思います。そして今回は約2年ぶりにオークションに出現したのでここまで入札が白熱したのではないでしょうか?
恐らく今のタイミングで同じ物を出品したら最低でも20数万円の値段は付くと思います。ちょうど今はゴールデンウィークで里帰りする人も多い事でしょうが、ひょっとしてひょっとしたら探してみれば同じ物があるかもしれませんよ〜!おじいちゃんおばあちゃんに「50年前の英語の参考書ある〜?」って聞いてみよう(^−^)
出品物の情報
商品情報
◆新英文解釈体系◆伊藤和夫著 有隣堂 ◆昭和39年初版本◆★中古★
(2012年 4月 1日 20時 27分 追加)
※赤鉛筆による若干のアンダーライン・書込みがあります。
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この記事へのコメント
半世紀前とはいえ、その筋で著名な先生の著作で、しかも希少な初版本ならその位はいっても何らおかしくない。
11年前の話だけど。
確かに系統立てが上手いし良く整理されてるしで重宝した。
理系だったからどこまで役に立ったかは推して知るべしw
もう伝説の人ですね。
多田正行だったかな?Z会の前身の通信予備校の添削してた人だっけ?その人の参考書も30年位前のものだった筈だが、今でも難関大の英文解釈のテキストとしてお世話になってる人は多い。解釈の法則は変わらないから、より晦渋なテキストで力をつける目的なんだろうな。

8月21・22日に
「多田正行物語1・2」
の記事を公開します。
ご高覧いただければ光栄です。